人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2014.09.17 人工骨頭置換手術を受けて28年が経つ。




年一回の定期検査を受け」るように言われているのだが、
不都合もないし、歳をとるにつれて病院に行くのが億劫になり2年ぶりに検査を受ける。

SLEの合併症というか、ステロイド剤の副作用というか、
大腿骨頭壊死が起こり手術をしたのが1986年(6月に左、8月に右)、28年が経過する。

手術前に、手術の概要や生活するうえでの注意事項の説明を受けた時に耐用年数は平均10年と言われる。
7年とか8年目とかで入換手術する(した)患者が数人が入院していた。

人工骨頭の平均耐用年数10年はSLEの平均生存年数の10年と一致する。
ところが現実には31年生きてしまった。
ということは3回は入換手術が必要だったことになる。

レントゲン写真を見てドクターが言うには、少し緩みがでているところもあるが、
まだ骨盤側の軟骨も擦り減らずに残っており、まだ大丈夫だという。


2014.09.17 人工骨頭置換手術を受けて28年が経つ。_f0140087_1455750.jpg

(基礎疾患があるために副作用抑止と入れ替え手術が簡単にできるために骨セメントで骨と人口骨との隙間を埋めてない。
今度は骨を削ることもなく古い人工骨頭をすぽっと抜いて、新しい人工骨頭に入換えて隙間を骨セメントで固めれば終わりの手術になるのだろう。骨盤側の軟骨の状態にもよると思うが)


若ければ別だが、不都合な高齢者になってしまった今は、体力も衰えており、
自分でできていたことが段々とできなくなってくるだろうから、願わくば再手術前に彼岸に渡りたい

私の執刀医は、当時、「関節の木下」と呼ばれた名医だったのだが、
平均10年をその3倍近く持たせてくれたことに、唯々、感謝あるのみである。

名医に執刀してもらえたことは、私の悪運の強さなの証明なのだろう。
この悪運は何時までも続いて欲しいものだ。
    
     
     
by kappa-999 | 2014-09-17 03:03 | 病気