2009年 09月 30日
2009.09.30 四国霊場第七五番 善通寺 (西院)
空海(弘法大師)は讃岐国、現在の善通寺市の出身である。『多度郡屏風浦善通寺之記』(江戸時代中期の成立)によれば、
善通寺は空海の父で地元の豪族であった佐伯直田公(さえきのあたいたぎみ、法名善通)から土地の寄進を受け、大同2年
(807年)に建立し始め、弘仁4年(813年)に落成したという。空海の入唐中の師であった恵果が住していた長安の青龍寺
を模して建立したといわれ、創建当初は、金堂・大塔・講堂など15の堂宇であったという。
寺号の善通寺は、父の名前である佐伯善通から採られ、山号の五岳山は、香色山(こうじきざん)・筆山(ひつざん)・我拝師山
(がはいしざん)・中山(ちゅうざん)・火上山(かじょうざん)の5つの山の麓(ふもと)にあることから命名された。
中 門 (この奥が西院)
二王門の前の掘に咲く睡蓮
二王門と二王像
御影堂への回廊
御影堂
弘法太子像
聖霊殿
(左)聖霊殿 (右)御影堂
護摩堂
聖天堂
パゴダ供養塔
正覚門
納経帳 (宝印)
天井の彫刻
by kappa-999
| 2009-09-30 05:39
| 四国霊場八十八所