2013年 02月 07日
2013.02.07 今日の一枚。 【イギリス組曲 (J・S・バッハ作曲】
この二枚のCDは98年3月に購入しているが、それ以降何回か聴いてお蔵入り。
15年ぶりに聴くことになる。
久々に聞いてもチェンバロによる「イギリス組曲」の方が好みに合う。
チェンバロで聴く【イギリス組曲】
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ)

チェンバロの奏でる響きは洗練された美しさが極立ち、説得力に富む。
レオンハルトの探究心に裏打ちされた名盤の復活である。 (帯より)
ピアノで聴く【イギリス組曲】
マレイ・ペライア (ピアノ)

ペライアのバッハ初レコーディング(7/9-14/1997)
なぜ「イギリス組曲」と呼ばれたのかは定かでない。
最初のバッハ伝を書いたフォルケルは「ある高貴なイギリス人のために作られたので、
イギリス組曲の名で呼ばれるようになった」と主張しているが確たる証拠があるのではない。
バッハ自身が自作品を「フランス組曲」とか「イギリス組曲」とか呼んでいない。
バッハは「フランス組曲」をチェンバロのための演奏曲と呼び、
「イギリス組曲」をプレリュード付の組曲集と呼んだ。
単純明快な区別は、プレリュードがあるかないかで「フランス組曲」にはプレリュードがない。
by kappa-999
| 2013-02-07 21:20
| 今日の一枚@河童