2012.10.31 大国になるための条件 (2016.12.26 旧ブログより移記)




徒然に浮世の憂さを戯言に(阿呆の戯言・独り言)。

おぼしきこと言はぬは、腹ふくるるわざなれば、
筆にまかせつつ、あぢきなきすさびにて、かつ破り捨つべきものなれば、
人の見るべきにもあらず。
         (徒然草19段)


大学の研究費が毎年削減されているなかで
「日本がなぜ一番でなければならないか」という愚問を発した政治家がいた。

日本が生き残るための一つは技術立国である。
先端技術の開発のためにはこの分野に投資しなければ、
グローバル化した世界経済の中で生き残れないのだが、
情けないことに日本を衰退へと導きかねない先見性のない内向きの政党・政治屋が政治をしている。

短期で結果がだせるものと、結果がでるまで長期間かかるものもがあり、
直ぐに結果がでなくても先端技術開発のための研究費を増額はしても減額すべきではないだろう。

経済力を維持するためには弛まぬ先端技術の開発が必要なのでは。

一方で、グローバル化した世界経済のもとでは経済理論で先んじなければ本当の大国にはなれない。
いい加減、アングロ・サクソン流の経済学にウンザリしている。

バブル期以降の金融論は怪しげな金融工学なるものを派生し、
サブプライム・ローン、リーマン・ショックを生み出し世界経済を混乱に陥れた。
新自由主義経済論(市場経済論)では混沌とした世界経済を救えない。

世界恐慌後にケインズの有効需要論が資本主義経済を救ったように、
経済学の分野で日本人の経済学者に頑張ってほしいものだ。

科学の分野だけでなく、経済学の分野でノーベル賞をとることができれば、
その理論はグローバル・スタンダードになる。

大国の条件は、思想・経済力・軍事力といわれるが、
経済学の分野で世界に影響をおよぼせば日本は大国に一歩近づく事になる。

これからの日本にはノーベル経済学賞をとれる経済学者が現れなければならない。


(追記 2012.10.31)

そもそも経済学はアングロ・サクソン系の学問であり学派がある。
東洋人の生み出す経済理論を受けいれる度量を白人は持ち合わせていないだろうし、
経済学派の壁もあり、政治的にも日本人がノーベル経済学賞を取るのは困難だろう。
いつまでたっても日本の経済学は輸入学問から抜け出せない。



阿呆は自分以外の人間はすべて阿呆だと思ってる。
通常人は自分は阿呆でないから通常だと思っている。
No medicine can cure folly. 


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(2016.12.26 旧ブログより移記。)

      
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by kappa-999 | 2012-10-31 00:00 | 戯言・独言@河童